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高校ラグビー決勝戦の解説で元気な声を聞く。 モグが早稲田の二年生の時、故宿沢広朗君に頼まれてハチ公前で待ち合わせ代官山の高村清雄先生のお宅へ連れて行った。 化学者でもあった高村先生は某化粧品メーカーのヒット商品を開発され、超高級マンションのワンフロワーを借りきって住んでいた。ちなみに家賃は130万円だった。 当時巨人軍総務をされていた岩本暁さん(早大野球部OB)の紹介で親しくさせていただいた。 鋭い眼光でひと睨みし「堀越。お前は日本の宝だ。ワシがしっかり治してやるから安心しろ!」 僅か20分後、日体大戦で全身強打して歩くのもやっとだったモグは先生のゴッドハンド(親と人差し指)でスキップして帰れるまでになった。 「うそみたいに身体が軽くなりました!。」 以後、モグは先生のお気に入りとなる。 当時息子さんは明大生。「お父さん頼むから堀越だけは診ないで。」と本気で頼んでいた。 先生は治療しても一切お金は受け取らず、「心から感謝の気持ちがあればそれでいい」ですまされた。 モグの俊敏な動きは高村先生あってのものだった。 小宮山悟も堀江陽子も先生の手を煩わせた。プロ野球では原辰徳君も。 それはまさに超能力としか表現のしようがなかった。 先生は「真言密教で修行した秘術」と言われていたが。 名選手の影に名医あり。V9時代のONに接骨医の吉田先生がいたように。 そんな高村先生の55才での突然の逝去は惜しまれてならない。 |
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